今、私たちは何を大切にし、何を目指していくのか、どう生きるべきなのかが問われています。
4回連続講座によって、地域で活動する仲間を増やしていくために、さまざまな実践者から必要な知識、考え方を学びます。
ファシリテーターはNPO法人まちラボの大越雅美さんです。
(受講料:3,000円/4日間)
カリキュラム
ファシリテーター
大越雅美氏
NPO法人まちラボ代表
専業主婦として子育ての傍ら PTA 活動や、地域のボランティア活動を経験。
横浜市都筑区地域振興課職員として 13 年勤務。主に地域活動支援、市民活動支援担当に携わる。その間、学校地域コーディネーターや NPO 法人理事として当事者としての活動も継続。
2022 年退職し、仲間と NPO 法人を設立。代表理事を務める。
柏木晶子氏
はたらっく・ゆがわら
ゆがわらおたすけ隊
元・湘南生活クラブ理事長
神奈川県から受託し、就労準備支援事業等を行う「はたらっく・ゆがわら」。「自分たちでできることを見つけよう!」と、地域の生活クラブ組合員有志が結成した「ゆがわらおたすけ隊」は、「はたらっく」と協働し、制度だけでは賄いきれない利用者の生活を側面から支えるボランティアグループです。その活動の意味を考えます。
中嶋圭子氏
一般社団法人日本ケアラー連盟理事、子どもと家族のための緊急提言プロジェクト運営委員、参加型システム研究所客員研究員、社会福祉士
法律や制度・政策と私たちの暮らしは切っても切り離せません。いま、家族・雇用・人口構造などが大きく変わり、社会のニーズは大きく変化し、社会保障における支えあいの構造も大きく変化しています。こうした変化を踏まえて、今日の社会保障を中心とした政策制度について俯瞰し、特に今日の新たなニーズである、「社会的孤立の防止」「全世代型への転換」「地域社会の変化への対応」について考えます。
金子真澄氏
NPO法人まんま理事長
瀬谷区在住25年。家族は夫と3人の娘。末娘が1歳の時に、子育て中のお母さんたちが中心となり立ち上げた『親子のひろば まんま』に出会う。利用しながら少しずつ運営を手伝い2006年ひろばスタッフになる。2018年よりNPO法人まんまの理事長。ひろばを運営する傍ら、ひとり親向けの食支援や外国にルーツのある家庭への支援活動も行い、子育て中の親子に限らず、多世代、多文化共生も視野に入れた地域の居場所づくりにチャレンジ中。
木下青子氏
NPO法人みんなの居場所よこすか理事長
元・湘南生活クラブ理事長
25年前の生活クラブ支部委員会仲間たち20人以上が,「私たちらしい居場所が欲しい」と2015年に活動を始め、見学や物件探しを続けた。2018年にオーナーとの出会いがあり実現。地域で活動していくとき、大ぜいの人の参加と協力を得ていくために重要なことは何か?理念や目標の共有、情報共有のノウハウ等、チーム活動のリーダーに求められる役割や心構えを学びます。
10月16日(水)フィールドワーク
多世代交流スペース宮ノ前テラス
高橋裕子氏
(NPO法人宮ノマエストロ 代表理事「多世代交流スペース宮ノ前テラス」)
多世代が集まる地域の拠点はどうやってできたのか。高齢者のスマホ教室や高校生とのコラボ企画、独自通貨の活用など工夫がいっぱい。立ち上げの動機や経緯、地域との関係づくり、広報、ボランティアの関わり、資金や運営に関わる工夫などを伺います。