ニャトワンみんなの食堂

 全員参加による地域未来創造機構では2025年度にWEBアンケートを行うとともに、20のアソシエーションにヒアリング調査を行いました。その内容をアソシエーション情報でご紹介します。(情報は取材時のものになります)

代表:玉野みか

設立年月:2023年6月 ニャトワンみんなの食堂

設立の目的:経済的な負担を軽くするだけでなく、子どもたちが安心して過ごせる“地域の居場所”として機能し、保護者の方、高齢の方、おひとり暮らしの方など、地域の垣根を越えたつながりをつくることを目的としている。

主な活動内容:「人と人、人とペットをつなぐ」地域のコミュニティカフェ

○地域の子どもたちや家庭に向けて、「子ども食堂(みんなの食堂)」を定期開催

○動物愛護福祉支援協会―コミュニティカフェ「ニャトワン」の運営、動物愛護福祉活動

○リサイクル品や手作り品、駄菓子販売、ワークショップの開催

○就労継続支援B型事業ニャトワンCOLORS上星川

取材日:2025年7月8日

取材者:大杉恭子(福祉クラブ生協)  篠崎みさ子(生活クラブ生協神奈川)

画像はホームページから転載

地域のコミュニティカフェ ニャトワン



設立にあたっての思いと設立時の経過

 玉野さんのお母さまの体験もあって、高齢者がペットを飼いたいが、飼育ができるか心配など、困っている方の相談や “支える仕組み”の必要性を感じ、ニャトワンの活動を立ち上げた。家の近くの物件が空いたので、悩みを聴ける窓口になれたらとの思いで、地域カフェを始める。近くの坂本小学校の子どもたちが遊びに来て放課後の居場所になったり、いろいろな相談を受けるようになったことから地域には様々な問題を抱えている人がいることに気付く。食の支援が必要と思い、区社協に相談。お惣菜を作っているところからの支援を受け、「子ども食堂(みんなの食堂)」開始した。


画像はホームページより転載

地域のコミュニティカフェ ニャトワン

地域の人たちがつながる「もうひとつの食卓」

 みんなの食堂は、経済的な負担を軽くするだけでなく、子どもたちが安心して過ごせる“地域の居場所”として機能すること、保護者の方、高齢の方、ひとり暮らしの方等、地域の垣根を越えたつながりの場になっている。玉野さんは、「地域にこんな場所があってよかった」 と感じてもらえるような、優しさと安心に包まれた食卓づくり、子どもたちの「ただいま!」が聞こえるような、地域の人たちがつながる「もうひとつの食卓」をめざしたいという。

左から取材者篠崎・玉野さん・取材者大杉


現在取り組んでいる活動の紹介

○「子ども食堂(みんなの食堂)」を定期開催

地域の子どもたちや家庭に向けて、毎週火曜日と金曜日に開催。食べていく方、お弁当を持ち帰る方は300円。だんだん顔見知りとなったシングルマザーの方にはお弁当を渡したり、届けたりすることもある。

○動物愛護福祉支援協会ニャトワン

ペットを飼われている高齢の方の飼養支援をメインとした協会。保土ケ谷区で地域のコミュニティカフェ「ニャトワン」を運営、動物愛護福祉活動をしている。

○その場所で地域カフェ、リサイクル品や手作り品、駄菓子などを販売、ワークショップも開催している。

○就労継続支援B型事業ニャトワンCOLORSは、カフェ併設のアットホームな作業所。一人ひとりの“やってみたい”を大切にしながら、就労に向けたサポートを行う。ニャトワンCOLORSがめざすのは、「働くこと」が自信や誇りに変わるような場所であること。

画像はYouTube【公式】ミライ・テラスより転載

ニャトワンみんなの食堂/ミライ・テラス わたあめプレゼント


画像はYouTube【公式】ミライ・テラスより転載

4月-ニャトワンみんなの食堂/ミライ・テラス

地域の中で頼りになる存在として

 人と人、人とペットを繋ぐ地域のコミュニティカフェを運営し、地域の窓口となり、愛玩動物の健康や飼養されている環境を見守り、飼養支援を行い、地域のボランティア団体と連携し、保護猫の受け入れ・ケア・譲渡活動も行っています。特に、高齢者が飼っているペットの健康チェックや飼養支援ペットを飼われている方の気持ちに寄り添う飼養支援をメインとした動物愛護福祉活動を続けています。

 地域カフェで、食に困っている人がいることに気づき、子ども食堂を始め、カフェで食べても、持ち帰ってもよく自由です。そんな場所だから、色々な人が集まってきます。

 積極的にさまざまな人とのコミュニケーションを大事にし、自治会の役員やボランティアにも参加、学校の役員を担うなど、地域の団体の活動にも積極的に参加しています。

 相談者のニーズに沿えるよう、区社協や自治会、商店街、学校など、様々なところとつながって、頼りにされる存在となっています。

さらに、2024年11月から就労継続支援B型事業を開始し、一人ひとりの“やってみたい”に寄り添い、「地域の中で、あなたらしく輝ける居場所を、一緒に見つけていきましょう。」と呼びかけます。


ヒアリング担当者の所感

 玉野さんの行動力で、地域の居場所にしたいとの思いが実践されている、地域のコミュニティカフェニャトワンでした。

 地域に理解してほしい、地域にとって必要とされる場所にとの思いで、積極的にコミュニケーションをとると共に、自治会、商店街、学校、その他イベントの依頼団体のニーズに玉野さんが対応してきたことから、理解や共感に繋がって活動がひろがってきました。出会いと縁を大切にし、柔軟な考えで次々に実行してしまうので、活動がどんどん広がるのだと思いました。とても大変だったと思うのですが、玉野さんは、エネルギッシュで、かろやかで、やさしく、包容力があり、みんなの居場所になっている雰囲気をこのヒアリングで感じてきました。

まだ、やりたいことがあるとおっしゃっていました。どんなことをされるのか、どんな出会いがあるのか、とても楽しみです。(おおすぎきょうこ)

画像はFacebookより転載

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