地域活動への共感と、受講者同士のコミュニケーションによって次の一歩を踏み出すきっかけを作ります。
会場ごとの全4日程の連続講座となります。
受講料:3000円(4回)
これまで生活クラブ・福祉クラブの組合員やワーカーズ・コレクティブが積み上げてきた参加型福祉のノウハウや地域の人的ネットワークをもとに、「居場所」等を拠点とする活動や支えあい・たすけあい活動への共感と参加を高めるための講座です。
最終日の講座終了後、ご希望の方へ、地域の活動に参加してみたい、仲間を作りたいなどの無料の個別相談会を開催します。
2024年度は3会場での開催を予定しています。
いずれの会場の10時開講 日程により12時終了日と12時半終了日があります。
(相模原会場5月30日)
菊地愛美氏
赤ちゃん食堂「ままな」 代表
赤ちゃん食堂「ままな」は、日本で初めての赤ちゃん食堂。「産後鬱や虐待のリスクは、誰もが持っている。それを予防するには、食べたいとか寝たい、人と話したいといった欲求を満たしてあげることで、そのリスクを防ぐことができるのでは」そう感じた菊地さんは、産後ケアのニーズはみんなが持っているということ。誰でも気軽に利用ができる産後ケアの必要性を痛感しました。赤ちゃん食堂「ままな」は、子育て世代の駆け込み寺として、育児の孤立や貧困問題を支援すべく企業と協同し、安心できる親子の居場所づくり、食の提供を行っています。
(相模原会場7月3日フィールドワーク)
武田恵氏
「みんなのいばしょポプケ」
代表
「みんなの いばしょポプケ」は小中学生ならだれでもきて、すごすことのできるところです。宿題をもって来て勉強するのも良いし、遊びに来るだけでも良いところです。必要に応じて学習支援もしています。「ポプケ」とは、アイヌ語で「あたたかい」という意味。社会不安、経済格差などなど・・・、子ども達がのびのびと不安なく育つことが難しい現代社会にあって、子ども達に社会のあたたかさを伝えたい、人のぬくもりを伝えたい、との思いから、ボランティアで運営する任意団体として2022年4月にスタートしました。だれにとっても、あたたかい場所であるようにと願っています。
(湘南会場6月11日講師)
鈴木理恵氏
みんなの居場所・れいんぼ~かふぇ代表
PTAの活動から、市P連を経て、いじめの問題対策協議会に参加し、いじめ防止プログラムのファシリテーターとなる。コロナ禍ですれ違いが大きなトラブルになることから、今こそ人が繋がりあえる場が必要という事で、れいんぼ~かふぇを開催。アロマハンドマッサージをしながらの子育て相談などユニークな企画を実施し、現在は藤沢市内4か所で開催している。
(湘南会場6月17日講師)
岩崎愛氏
一般社団法人リトルハブホーム代表理事
子どもシェルター、児童養護施設など勤務経験を持つ岩崎さんは、児童虐待をはじめ子どもが育つ環境に関する課題が深刻化していることを痛感。コロナ禍で社会的孤立がさらに深まる中で、貧困、虐待など様々な背景を持つ子どもや家庭、地域に暮らす一人ひとりも安心して育ち合う場を実現することを目的とし”小さな拠点(ハブ)がつながれば、まち全体が一つのホームに”をコンセプトとして、茅ケ崎から拠点を展開するべく設立に至った。
(湘南会場6月17日・7月22日ファシリテーター)
木下青子氏
NPO法人みんなの居場所よこすか理事長
木下氏は仲間とともに長く「親と子のひろば・おしゃべリッチ」を開催してきた。2018年10月拠点として「み~なの家」をオープン。人と人とのつながりや関係性こそが社会に必要なインフラ。人々が出会い、つながり、豊かな関係性や新しい発想や新たな主体を紡ぐ場という思いを持って活動している。
(湘南会場7月9日フィールドワーク)
一般社団法人Miraie
学童クラブぬくもり施設長
(湘南会場7月9日)フィールドワーク
一般社団法人Miraie (横須賀市根岸町)
「Miraieは自分の心を大切にする秘密の隠れ家」第三の居場所「みらいのたいよう」を運営。色々な事情で学校に行かないことを選んだ子ども達が、古民家や山、畑等のフィールドを利用して、自分の好きを探す。平日は、第三の居場所や学童・シェアスペース、休日は、イベントやワークショップを開催し色々な体験をし、自分のやりたかった事を実現できる場として開かれている。
(横浜会場7月31日)
鈴木奈穂子氏
ハレの日ケの日代表
『ハレの日ケの日』という名前は、ハレの日(季節の行事やお祝いの日)もケの日(それに対する日常)も一緒に過ごせるような場所になりたくてつけました。
親や先生以外の大人と交わる機会が少ない現代のこどもたちに、近所のおじさん、おばさんと顔見知りになって欲しい。違う学校や異学年の友だちを作って欲しい。困った時に「助けて」と言える関係を作りたい。かけがえのないこども時代に豊かな経験をさせてあげたい。そんな思いから自宅を開放して子ども食堂から始め、子どもの居場所を開始しました。
(横浜会場7月31日)
高橋郁乃氏
Hugkumu nannies代表
Hugkumu nannies(はぐくむなにーず)では、可愛いお子さんを地域で育てる、たくさんの人との関わりの中で育む、ということを目指して活動しているボランティア団体です。
もともとは自宅開放型のこども食堂を開催している中で聴こえてきた「ちょっとだけ子どもを預けたい時がある」というお声に応えたい、が始まりです。
安全に預けられる安心感と利用しやすさの両立を目指して、保育士資格保持者が主になって活動する乳幼児一時預かりなどを行っています。
(横浜会場8月6日)フィールドワーク
富岡サロンジュピのえんがわ(横浜市金沢区)
富岡サロンジュピのえんがわは、2016年
駄菓子を核として誰でも立ち寄れるお茶の間サロンを運営することで、地域住民の多世代に渡る交流と、安心して住めるまちづくりをめざすことを目的に設立。地域の団体や、若い世代とのつながりなど、運営に関わる工夫も必見。